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写真館で撮影を予約したものの、『レタッチってどこまでしてもらえるの?』『どう頼めば思った仕上がりになる?』と迷っていませんか。せっかくの記念の写真だからこそ、失敗したくないですよね。
結論から言うと、写真館のレタッチは「何に使う写真か」と「直したい所・残したい所」を、撮影の前から伝えておくのがコツです。伝えるタイミングを時間の順に整理しておけば、仕上がりのずれはぐっと減ります。
この記事を読むと、写真館で頼めるレタッチの範囲と、頼み方の流れが分かります。
写真館のレタッチでは何を直してもらえる?
写真館のレタッチで頼めることが多いのは、明るさや色の調整、肌や服の一時的な跡、背景の写り込みなどの「写りの問題」です。どこまで直せるか、料金がどう変わるかは写真館ごとに違うので、予約の時に確かめましょう。
レタッチとは、撮った写真を目的に合わせて整える作業のことです。写真館では、撮影した写真を仕上げる工程の1つとして、レタッチをしてくれることがよくありますよね。
ただ、レタッチの範囲はプランやお店によってさまざまです。ここでは、頼む内容を3つに分けて、確かめておきたい点を表にまとめました。
| 頼む内容 | 例 | 確かめておきたい点 |
|---|---|---|
| 写真全体の調整 | 明るさ・色味・肌の色の自然さ | プランに含まれるか |
| 一時的な物を整える | ホコリ・服のシワ・はねた髪・ニキビ跡 | どこまで整えるか、残す物はあるか |
| 背景や写り込み | 背景のムラ・写り込んだ物 | 追加の料金や日数がかかるか |
| 見た目を変える加工 | 輪郭・髪色・体型などを変える | 用途に合うか、本人が望むか |

『全部おまかせでいいかな』と思う方も多いはずです。もちろんおまかせでもきれいに仕上がりますが、残したい所があるなら一言伝えておくだけで安心感が違いますよ。
料金が変わりやすいポイント
レタッチの料金は、写真館の案内や見積もりで確かめておきましょう。料金が変わりやすいのは、主に次のような所です。
- レタッチする写真の枚数
- 直す範囲の広さや、作業の細かさ
- 仕上がりまでの日数(急ぎかどうか)
- データで受け取るか、プリントで受け取るか
写真館への頼み方は「時間の順」で考える
写真館への頼み方は、予約・撮影の時・仕上げの前・受け取った後の4つのタイミングに分けて考えると迷いません。伝えるべきことを前のタイミングで伝えておくほど、あとから直す手間が少なくなります。
レタッチのことは、仕上げの時に頼めばいいと思いがちですよね。実は、撮影の時点で伝えておいたほうが、仕上がりは自然になりやすいんです。
例えば、顔の影が気になるなら、レタッチで消すより撮る時に光の向きを変えてもらうほうがきれいです。そこで、伝えることをタイミングごとにまとめてみました。
| タイミング | 伝えること・確かめること | 伝え方の例 |
|---|---|---|
| 予約の時 | 写真の用途、レタッチの範囲と料金、データの有無 | 「就活とパスポートに使う予定です」 |
| 撮影の時 | 気になる所、残したい所、光や表情の好み | 「前髪の分け目はこのままでお願いします」 |
| 仕上げの前 | 直してほしい所と、変えないでほしい所 | 「ホコリと背景だけ整えてください」 |
| 受け取った後 | 仕上がりの確認、直しの相談 | 「目元の形を元の写真に近づけてもらえますか」 |
- 予約の時に、写真を何に使うかとレタッチの範囲を確かめる
- 撮影の前に、気になる所と残したい所をメモしておく
- 撮影の時に、気になる所を伝えて撮り方で整えてもらう
- 仕上げの前に、直してほしい所と変えないでほしい所を伝える
- 受け取ったら、元の写真や実物の印象と見比べる

「直してほしい所」より「残したい所」を先に伝える
レタッチの頼み方で意外と大事なのが、残したい所を伝えることです。ほくろやそばかす、笑った時のしわなど、その人らしさにつながる物を残したい人もいますよね。
例えば「ほくろは残してください」「笑いじわはそのままがいいです」と伝えておくと、仕上がりが本人の印象からずれにくくなります。肌の整え方の考え方は、肌のレタッチで紹介しています。
その場で言いにくい時はメモを渡す
撮影の時はスタッフさんとの会話も多く、『細かいことまでは言い出しにくい…』と感じることもありますよね。そんな時は、伝えたいことを短いメモにまとめて、撮影の前に渡してしまうのも1つの方法です。
例えば「左の前髪の分け目はこのまま」「ほくろは残す」「背景は白で」のように、1行ずつ書いておくと伝わりやすくなります。スマホのメモを見せるだけでも十分ですよ。
用途別に伝えておきたいこと
証明写真・記念写真・家族写真では、レタッチで気をつける所が違います。特に公的な申請に使う証明写真は、加工した写真を受け付けない案内が出ているので、最初に用途を伝えておくことが大切です。
同じ写真館のレタッチでも、使い道によって「どこまで直すか」は変わってきます。用途ごとのポイントを表にまとめました。
| 用途 | 気をつけること |
|---|---|
| パスポート・マイナンバーカード・運転免許 | 申請先の案内で、加工した写真を受け付けない、または受け付けない場合があるとされている |
| 就活・転職の履歴書 | 提出先の指定を確かめ、本人と分かる範囲で整える |
| 七五三・成人式などの記念写真 | 衣装の色や髪飾りなど、残したい所を伝える |
| 家族写真 | 写る人ごとに、直してよい所を確かめておく |
家族写真は、写る人ごとに確かめておく
家族写真のように何人も写る時は、レタッチで直してよい所が人によって違いますよね。子どもの服の汚れは整えてほしい、祖父母のしわはそのまま残したい、といった希望もあるはずです。
撮影の前に家族で「ここは直す、ここは残す」を軽く話しておくと、仕上げの時に迷いません。
公的な申請写真では、都道府県の旅券窓口の案内に「画像を修正するなど加工処理をほどこしたものは受付できません」とあります。マイナンバーカードや運転免許にも、加工についての注意が案内されています。
就活用にレタッチした写真を、そのままパスポートの申請に使おうとしてしまう。用途がいくつかある時は、予約の時点で「加工していない写真も欲しい」と伝えておきましょう。
証明写真のレタッチの考え方と申請先ごとの注意点は、証明写真のレタッチで詳しく紹介しています。
受け取った後の確認と、自分で直したい時の注意
受け取ったら、まず元の写真や実物の印象と見比べて、気になる所があれば早めに写真館に相談しましょう。受け取ったデータを自分でレタッチしたい時は、写真館のデータの利用条件を確かめてからにすると安心です。
レタッチされた写真を受け取ると、きれいに見えてうれしい反面、『なんだか自分じゃないみたい』と感じることもありますよね。そんな時は、遠慮せずに写真館に相談してみてください。
- 顔立ちや表情が、本人の印象と違っていないか
- 肌がのっぺりして、質感がなくなっていないか
- 残してほしいと伝えた所が残っているか
- 衣装や背景の色が、実物と大きく違っていないか
- データの形式と大きさが、使う予定の場所に合っているか
受け取ったデータを自分で直す前に
写真館で撮った写真は、撮影したカメラマンの作品でもあります。文化庁の著作権テキストでは、著作者には、自分の作品を意に反して改変されない「同一性保持権」があると説明されています。
自分でレタッチしたい時は、写真館に「受け取ったデータを自分で調整してもいいですか」と確かめておきましょう。写真の加工と権利については、写真のレタッチと著作権・肖像権で詳しく紹介しています。
よくある相談|写真館のレタッチで迷った時
Yahoo!知恵袋にも、写真館のレタッチについての相談が寄せられています。閲覧の多い相談から3つ選んで、要点をまとめて答えますね。
証明写真を撮る予定の写真館に、RAWのデータは渡せず、低い解像度のJPEGだけと言われた。どうしてなのか、という相談です。
RAWは、カメラが画像を仕上げる前の生のデータで、現像して初めて写真になります。写真館にとっては、仕上げる前の素材を渡すことになるので、渡すデータの形式はお店ごとに決めていることが多いんです。
高い解像度のデータが必要な時は、何に使うかを伝えて、対応できるプランがあるかを予約の前に聞いてみてください。使い道が分かれば、それに合った形式を案内してもらえることもありますよ。
写真館で撮ってもらった、レタッチされていないデータを自分で直そうと考えている、という相談です。
まずは、写真館のデータの利用条件を確かめておきましょう。自分で整えてよいと分かったら、元のデータを残したまま、複製した写真で作業すると安心です。
自分で直す時も、明るさや色、ホコリのような写りの問題から整えるのがおすすめです。レタッチの基本は、レタッチとはで紹介しています。
インターンの応募用に写真館でレタッチありの写真を撮ったら、周りからプリクラで撮ったみたいと言われてしまった、という相談です。
肌をなめらかにしすぎたり、目元を強く整えたりすると、写真の印象が実物から離れてしまうことがあるんです。応募書類の写真は「本人と分かること」が大事なので、気になる時は写真館に相談してみてください。
次に撮る時は、「肌はホコリと一時的な跡だけ」「目や輪郭は変えないで」と、レタッチの範囲を具体的に伝えておくと安心ですよ。
レタッチの仕事や写真の補正に興味が出たら
写真館に頼む側から、『自分でも写真をきれいに整えられるようになりたい』と思う方もいるかもしれませんね。公式のチュートリアルや本、動画で少しずつ練習するのも、立派な学び方です。
カメラの撮り方から写真の加工までまとめて学びたい、Photoshopも使えるようになりたいと感じたら、オンラインスクールの無料体験レッスンで学び方を確かめてみるのも1つの方法です。
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よくある質問
写真館のレタッチは、どこまで直してもらえますか?
明るさや色の調整、ホコリや一時的な跡、背景の写り込みなどを頼めることが多いです。直せる範囲と料金は写真館ごとに違うので、予約の時に確かめましょう。
レタッチの希望はいつ伝えればいいですか?
予約の時に用途を、撮影の時に気になる所と残したい所を伝えるのがおすすめです。撮り方で整えられることも多いので、早めに伝えるほど自然に仕上がります。
パスポート用の写真も写真館でレタッチしてもらえますか?
公的な申請写真は、申請先の案内で加工した写真を受け付けないとされています。パスポートにも使うと最初に伝えて、加工していない写真を用意してもらいましょう。
写真館のレタッチは、必要ない時は断ってもいいですか?
レタッチなしのプランや、レタッチを選べるプランがあることもあります。公的な申請写真に使う時などは、予約の時に「加工なしで」と伝えて相談してみてください。
仕上がりが気に入らない時は、直してもらえますか?
直しに対応しているかや、その条件は写真館ごとに違います。受け取ったら早めに見比べて、気になる所を具体的に伝えて相談してみてください。
まとめ
- 写真館で頼みやすいのは、明るさや色、一時的な跡、背景の写り込みなどの写りの問題
- 頼み方は、予約・撮影の時・仕上げの前・受け取った後の時間の順で考える
- 直してほしい所より、残したい所を先に伝えるとずれにくい
- 公的な申請写真に使う時は、最初に用途を伝えて加工なしの写真も用意する
- 受け取ったデータを自分で直す時は、写真館の利用条件を確かめてから
レタッチを仕事にしている人の働き方は、レタッチャーとはで紹介しています。





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